O-0041 トイレットペーパーの三角折りはマナー?

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トイレを使い終わった後、トイレットペーパーをわざわざ三角に折ってから出る人が結構いらっしゃるようですが、これって実はマナーでも気遣いでも何でもありません。家によっては、これをすると無茶苦茶嫌がられます。ウチなんかはそうですね。

トイレットペーパーの三角折りは、元々ホテルなどで清掃員の人が「清掃済」の印に行うもので、ロールを新しいものに替えたときにするものです。よく考えれば判りますが、普通、手を洗ってから改めてペーパーを折ったりはしませんよね? モノを拭いたその手で折ると思います。これって、実は物凄くばっちいことなんですね(当然、清掃の人はモノを拭いた手で折るわけではありません)。

よその家でトイレを借りたときなど、「ちょっとした気遣い」のつもりで三角折りをすると、時に非常に嫌がられます。曰く、「汚いからやめてくれ」「次に使う気が失せる」「そんなに、トイレに自分が入った痕跡を残したいのか」……酷い言われようですけど、三角に折ること自体に意味がないので反論のしようがないのは仕方ないです。っていうか大山のぶ代さん(ドラえもんの声優)も「マナーのつもりでやってるなら、三角折りは止めなさい」と力説していらっしゃいましたし(笑)

とはいえ、これを本気でマナーと考えてしまっている人も結構いらっしゃるようなので、自分が入ったときにペーパーが三角折りされていたときは……自分もしといた方がいいかも知れませんね。上とは逆に「マナーがなってない」って思われるやも知れませんから (^^;)

ちなみに、「次の人が取りやすいよう」にしたい場合、ロールをほんの少しだけ手前に回せばそれで OK でしょう(前の方にペーパーがたれてくる)。